プラセンタに含まれている成長因子ってなに?

美容などに興味がある人ならば「プラセンタ」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。

 

プラセンタは哺乳動物の胎盤のことをいい、人の場合は胎児を約10ヶ月の間で3000gの赤ちゃんにまで成長させるとても重要な役割を持っている臓器です。

 

プラセンタが美容の面で注目されているのは、プラセンタから抽出される豊富な栄養成分のなかに含まれるタンパク質に、プラセンタにしか含まれていない「成長因子=グロスファクター」が含まれているからです。

 

成長因子とは、細胞分裂を活発にしてくれる働きがあり、「増殖因子」「細胞増殖因子」とも呼ばれており、新陳代謝の促進や、ホルモンを調整したり、アンチエイジングなど、美容や健康にさまざまな働きが期待されています

 

成長因子は、もともと体の中に備わっており、その種類も多数でそれぞれの働きをしています。

 

成長因子の種類と作用

EGF(上皮細胞増殖因子)
肌の表面にある細胞のターンオーバーを促す働きがある長因子で、皮膚、角膜、肺、気管などの上皮細胞の増殖促して、肌の弾力やキメを整えたりします。

 

FGF(線維芽細胞増殖因子)
肌の奥の真皮のなかにある線維芽細胞を活性化させる働きがある成長因子で、コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンなどを作り出して肌組織を修復することで、肌の透明感やハリ、つや、シワ、たるみなどの改善が期待できます。

 

HGF(肝細胞増殖因子)
皮膚や臓器などに傷ができたときに、分裂して同じ細胞を作る幹細胞を増やすことで、その部分の細胞の増殖と修復と再生を促す働きがあります。

 

NGF(神経細胞増殖因子)
知覚神経節細胞や交感細胞などの神経細胞の増殖、再生をすることで、自律神経やホルモンバランスを整える働きがあるので、更年期障害やうつ病などの症状の改善に効果が期待できます。

 

IGF(インスリン様成長因子)
しわやたるみの原因となる壊れてしまった細胞の再生を促して、肌の奥の真皮の部分にあるコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸を増やす働きがあります。

 

CSF(コロニー形成刺激因子)・インターロイキン
白血球などの増殖を促す成長因子で、身体の免疫力を向上させる働きがあり、ウィルスや細菌などに対抗するための自然治癒力を高めます。

 

必要不可欠な人成長ホルモン(HGH)とは?

人の体に必要な筋肉、皮膚、骨、細胞などは、眠っているときに分泌される人成長ホルモンが成長を促している必要不可欠なものです。

 

人が産まれてからどんどん増加していく人成長ホルモンは、脳の下垂体前葉で作られており、思春期をピークにして20代後半には急激に分泌が減少していき、50代になると10代のときの分泌量の5分の1となり、人の老化現象が始まっていくと言われています。

 

人成長ホルモンは、子どもの骨や身長を伸ばしたり筋肉を強化させたりなど、成長期にだけ必要なホルモンという感じがしますが、大人になっても身体の修復や疲労回復など、健康維持に欠かすことができないとても重要なホルモンです。

 

人成長ホルモンと成長因子の関係とは?

若さを保つためには、この重要なホルモンである人成長ホルモンを活性化させることがポイントになってくるのですが、ここで活躍するのがプラセンタの成長因子です。

 

老化は人として生まれてきた以上は避けられない現象で、人成長ホルモンも成長因子も年齢とともに減少していきます。

 

人成長ホルモンの分泌が一番多い10代のころと比べると、50代には分泌量は5分の1になってしまいます。

 

そのため、人成長ホルモンを活性化させるには、減少している成長因子をプラセンタで補給することによって、人成長ホルモンが活性化され細胞が新しく生まれ変わり、年齢とともに起こる老化現象を元に引き戻そうとする力によって、アンチエイジングの効果が期待できます。

 

老化現象の現れ方は一人ひとり違うので、いかに老化を遅らせるケアをしているかどうかによって、これからの肌の美しさや見た目年齢が大きく変わってきます。

 

成長因子は他の美容成分には含まれていない成分で、プラセンタにしか含まれていません!

 

外からのスキンケアなどはもちろん大切なことなのですが、身体の細胞自体を活性化させて若返らせる効果が期待できるのは、プラセンタにしか含まれていない成長因子だけです。

 

プラセンタは、年齢を重ねていくごとに出てくる、身体のさまざまな悩みの改善に効果が期待できるのではないでしょうか。

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